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4月
04

京都で最も難解な地名、一口(いもあらい)

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◆一口(
いもあらい)
難しい京都の地名の代表格。三方が沼・巨椋池(おぐらいけ)で、一方しか入口がなかったため「一口」というが、なぜ「いもあらい」と読むのかよくわからない。宇治や京都への水上交通の入口であったため、都への疫病「穢瘡(えも)・疱瘡」の侵入を防ぐためのお祓い所があり、穢瘡(えも→いも)を洗い流す所だったといわれている。
東京神田に「一口坂(いもあらいざか)」という地名が残っていて、その近くに「太田姫稲荷」がある。その社伝には、太田道灌の娘が疱瘡にかかったとき、山城国一口の稲荷を、神田に祀ったと伝えており、そのことから「一口坂」という地名が残ったという。しかし、ただ単に「一口」で芋を洗っただけの由来かもしれない。実のところは、よくわからない。
巨椋池は昭和8年から昭和16年にかけて、干拓がおこなわれ、当時京都府で最大の面積を持つ淡水湖であったが、干拓後は農地となった。一口は、漁村から農村に生まれ変わった。巨椋池の川堤・久御山町東一口(ひがしいもあらい)の前川堤の桜は、昭和40年頃に植樹され、洛南では、もっとも有名な花見の名所となっている。

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