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4月
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観光タクシードライバーの小噺  焼きもの1

◆日本の焼きもの
我々の祖先は世界に先駆けて、今から12,000年前に、貝や縄目などで文様を付けた縄文式土器を発明。後、弥生式土器となる。窯はまだなく、野焼きで作られた土器は、焼きが甘く水漏れするが、煮炊きには使われた。弥生式土器は古墳時代になると土師器となり、その後もながく製作が続けられる。5世紀頃には、大陸から新しい技術がはいり、本格的な窯で焼かれた、灰色の堅く焼き締まった水漏れしない須恵器が現れる。鎌倉時代には、瀬戸において須恵器を基とした、釉薬を施した陶器に発展する。その後、江戸時代初め有田で磁器が生み出された。
◆日本最初の陶器一般に素焼きの上にウワグスリをかけたものを陶器という。日本最初のうわぐすりのかかった陶器の出現は奈良時代で、「奈良三彩」とよぶ緑や、褐色のうわぐすりのかかったもので、正倉院に伝わる。奈良三彩は唐三彩の流れをくむものといわれ、奈良~平安期にかけてかなり作られたが、平安中期なぜか作られなくなる。本格的な陶器造りがはじまったのは鎌倉時代から瀬戸で作られた。
◆中世の焼きもの
信楽・丹波・備前・越前・常滑・瀬戸を六古窯という。鎌倉時代の製陶業の中心地である。このうち瀬戸以外は、主として農民のための水がめ、つぼ、はちなどが作られているが、古来の土器の系譜をひく堅く焼き締めただけの雑器。瀬戸地方では釉薬のかかった陶器が盛んに作られたが、高級品として都の上流階級に、その使用は限られていた。(この期の瀬戸焼を古瀬戸という)

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