5 月 13 2008
◆瑞饋祭《ずいき祭》
北野天満宮のずいき祭は10月1日~5日。神輿の屋根をずいきで葺いて、神輿全体を野菜で飾り、人物や花鳥も湯葉や麩や海苔で作って、巡行する異様なお祭りである。五穀豊饒を感謝し新穀、蔬菜など神前に供えたのに始まるといわれているが、里芋(ずいき)に魔よけのような呪術的な意味合いがあったかもしれない。
◆中秋の名月
北野天満宮の名月祭は別名芋名月(いもめいげつ)ともいわれ、神前に芋と栗を奉納する。古来、月神は、露水や雷雨などをもたらし、農作物の豊饒と密接な関係がある神と思われていたのだろう。天満宮に限らず、各神社でも芋がメインで奉納される。
◆京都の雑煮
人の頭になるようにと頭芋、子孫繁栄のこいも、大地に根を張って生きる辛味大根、それに丸い小餅を入れ、白味噌仕立ての汁をはる。ダシは昆布だしのみで、鰹節は盛り付けたお椀の上から。汁椀は男性が朱塗、女性は黒塗のものを用いる。
