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5 月 25 2008

観光タクシードライバーの小噺  京都の路10


【洛中 南北路(先斗町~佐井通)-4

  • 【烏丸通】平安京の烏丸小路にあたる。通り名の由来はわからない。烏丸通は現在「からすま」と呼んでいるが、正式には「からすまる」である。この小路名からとった元貴族の烏丸家は「からすまる」と発音する。この小路には、藤原氏一族の邸宅があり、しばしば「里内裏」という臨時の内裏となった。本来の内裏が火災によって消失すると、天皇が皇后などの実家に避難、その臨時の内裏が固定され、烏丸小路以東に定着、現在の京都御所は、この里内裏すなわち藤原氏邸を出発点としている。
  • 【両替町通】この通りが開通したのは1590年のこと。通り名の由来は、徳川家康によって、この街路に江戸とともに金座が設けられ、また、後には伏見にあった銀座がここに移転させられ、金銀および金融に関係する業者たちがこの通りに軒を並べたことによる。
  • 【諏訪町通】北域では【両替町通】。この通りは二つあって、東西の通りに面して諏訪神社が鎮座していたので、「すわのとおり」と呼ばれていた。また、その南北の通りも、諏訪町通と呼ばれ混同していたが、区別して「すわのちやう」といった言葉が変化して、「すわんちょう」になったように思われる。現在、東西の通りは【的場通】と通称されている。
  • 【室町通】平安京の室町小路にあたる。通り名の由来はわからないが、室町時代の名の由来は室町通り今出川の東北側に室町幕府があったから。奈良、平安、鎌倉、江戸の各時代の名前はその都市の名前によりますが、「室町時代」は室町通りと言う通り名によります。伝統と由緒のある通りです。
  • 【衣棚通】秀吉が開いた小路。通り名の由来は、三条上ル町に袈裟法衣を商う店が多く有り、衣店(ころもだな)と言ったことによる。後に店が棚に変わった。

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