6 月 10 2008
観光タクシードライバーの小噺 日本庭園4
日本庭園について4
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庭園の中島について 日本は、海に囲まれた島国であることから、池には必ず島を浮かべ、海島の風景を写すことが理想とされてきた。また、中国の庭園の影響から、仙人が住むといわれる蓬莱山を池に造ることによって、庭園に神秘性をもたせることも盛んに行われた。庭園のテキスト『作庭記』には、中島は盛土によって造ってはならないと述べられ、あらかじめその部分を残して池を掘らないと、水に侵食されて崩れてしまうことが説かれている。
【作庭記について】
平安時代後期、世界最古の庭造りのテキストで作者は不詳。
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《遣水(やりみず)》 野辺の小川や谷山の渓流の姿を造ることが試みられ、それらを遣水といい、高い位の貴族のための寝殿造系庭園の必要条件となる。野原の小川を表現する際は、川の傾斜をゆるくし、石をあまり用いず砂利や砂を敷き、また谷山の渓流を模す場合は、傾斜を強めにして両側に石組みを施す。
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《滝》 高低差に富む日本の地形は、川とともに滝が独特の風景美を醸し出している。西洋の庭園の水の工夫が噴水に代表されるとすれば、日本の自然風景式庭園における水の扱い方は、この滝に象徴される。
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《橋・反橋》 微妙に曲面をつけた橋で、主に寝殿造系庭園に用いられ、橋に強度をもたせるためにアーチの形状としたものが、後に形式化したもの。
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《橋・平橋》橋を複数かける際、一つを反橋にした場合、もう一つは平面的な平橋として変化をつけることがあり、主に中島へ渡る際に用いられた。
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《橋・石橋》日本庭園では、古くから遣水の上流に石でできた橋を用いるならわしがあり、桃山期以前は、自然石をそのまま用いましたが、それ以降は人工的に加工した切石橋が造られ、京都白川で産出される石を用いたものが有名。廊橋(呉橋)岸と中島の間、屋根や腰掛けのついた橋で、西芳寺邀月橋など。
【庭園の分類】
庭園の分類はいろいろな視点から考えられますが、今回は以下の分類にしたがいます。【 】内は京都の特別名勝庭園
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自然風景式 浄土式庭園 【法金剛院】・【浄瑠璃寺】・平等院
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寝殿造系庭園 【金閣寺】・神泉苑・大覚寺・仁和寺宸殿
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書院造系庭園 【二条城二ノ丸】・【本願寺書院】・【銀閣寺】・【三宝院】・桂離宮・修学院離宮・曼殊院・詩仙堂
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枯山水 前期式枯山水 【天龍寺】・【西芳寺】後期式枯山水 【金地院】・【大徳寺方丈】・【大仙院】・【竜安寺】・南禅寺方丈・妙心寺・退蔵院・円通寺
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参考文献「日本庭園のみかた」宮元健次著
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