団扇について
【京うちわについて(伝統工芸品)】
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うちわは、中国の周の時代(紀元前三世紀)には、すでに存在していたと言われています。日本へ伝わったのは、六~七世紀頃で、高松塚古墳の女子群像に描かれています。涼をとるだけではなく、祭礼や貴人女性が顔を隠すために用いられたと言われています。
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魔除けの意味もあって、儀礼用、装飾用として発展したといわれており、魔除けの意味で「魔を打ち払う」から、「うちわ」といいます。
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うちわが日本に伝来した頃には神事に、平安時代には中国同様、貴人が顔を隠すために使用されたといいます。また、戦国時代には、武将の軍配や家臣への褒美として、うちわの用途が移り変わったといいます。
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江戸時代には、京うちわの特徴である「挿し柄」技法を用いた「御所うちわ」が登場しました。時を経て、今日もなお創作され続ける京うちわは、地方には見られない繊細優美な姿を伝えています。
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写真は、「阿以波(あいば)」の団扇。柳馬場通り蛸薬師通り上ル西側/℡075-221-1460
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資料・京都扇子団扇商工組合より
【丸亀うちわ】
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香川県丸亀市は、各地の企業や店、寺社の注文に応じ、年間一億本を生産。全国に占めるシェアは九割。生産量は三大産地と称される千葉、京都に比べても圧倒的に多い。江戸初期に藩士の内職として始まり、藩の殖産興業策で定着した丸亀のうちわ作り。その後、全国から金毘羅宮に海の安全を祈る『こんぴら参り』の土産物として「丸金印」の赤いうちわが人気を獲得。明治以降、生産器具が改良され、産業化された。



