京都の観光はタクシーで 50%割引あり!    京都検定一級で京都の観光に詳しい中井タクシーが貸切のタクシーでご案内致します。

5 月 02 2008

観光タクシードライバーの小噺  焼きもの8


京都観光タクシーのご案内/京都観光タクシー同友会
焼きもの美術館

  • 【河井寛次郎記念館】東山五条西入ル一筋目下ル東側 / ℡075-561-3585
  • 【近藤悠三記念館】ちゃわん坂東寄り南側 /℡075-561-2996
  • 【野村美術館】南禅寺北門上ル西側 (茶道具など)/ ℡075-751-0374
  • 【楽美術館】油小路中立売上ル西側 (楽焼など)/ ℡075-414-0304
  • 【茶道資料館】堀川寺之内上ル東側裏千家センター内 (茶道具等)/℡075-431-6474
  • 【北村美術館】河原町今出川下ル南一筋目東入(茶道美術品)/℡075-256-0637
  • 【京都民芸館】詩仙堂東入ル北側(古丹波の壷、京焼など)/℡075-791-2949
  • 【高麗美術館】堀川玄以上ルバス停加茂中前西側/℡075-491-1192
  • 【井村美術館】バス停糺ノ森下ル西側(古伊万里、柿右衛門など)/℡075-722-3300

焼きものを買う

  • 【東五六】茶わん坂中ほど南側/℡075-561-0056
  • 【朝日堂】清水寺仁王門石段下南側/℡075-531-2181
  • 【藤平陶芸店】東山五条西南角/℡075-561-3024
  • 【清水保孝(蓬莱窯)】五条大和大路東入ル300m北側/℡075-561-3933
  • 【楽只苑】五条大和大路東入ル200m北側/℡075-541-1161
  • 【壷屋いかい】五条大和大路東入ル100m北側/℡075-561-3908
  • 【キヨロク(六兵衛窯)】東山五条西入ル100m南側/℡075-561-3131

焼きもの見学・体験・展示即売
五条坂周辺

  • 【森陶器館】清水坂七味家東入ル北側(土ひねり・絵付け)/℡075-561-3457
  • 【田中寿宝】東山安井下ル東側(絵付け・製作)/℡075-525-1078
  • 【堀尾竹荘】東山五条上ル200m西側 (ロクロ・手ひねり等)/℡075-561-2729

泉涌寺周辺

  • 【京都青窯会会館】泉涌寺総門手前下ル2筋目西へ(絵付け等)/℡075-561-9660
  • 【土渕陶あん】第1日赤北側東へ3筋目東入ル (手ひねり等)/℡075-541-1987

清水焼団地

  • 【清水焼団地総合展示場】新大石道下ル250m東側(絵付け等)/℡075-581-6188
  • 【コトブキ陶春】新大石道下ル400m東側(見学・絵付け・即売)/℡075-581-7195
  • 【雲楽窯】新大石道下ルコトブキ前西入ル(工場見学・即売)/℡075-591-1506

宇治市・その他

  • 【朝日焼】宇治橋東詰下ル500m (見学・土ひねり・即売)/℡0774-23-2511
  • 【炭山工芸村】宇治市炭山久田11 (見学・土ひねり)/℡0774-31-5824
  • 【炭山陶芸】宇治市炭山久田2-2 (見学・絵付け)/℡0774-32-5904
  • 【大覚寺陶房】嵯峨大覚寺バス停南側 (ロクロ・手ひねり)/℡075-872-9739
5 月 01 2008

観光タクシードライバーの小噺  焼きもの7


◆瓦は土器!
瓦は土製で焼いたものの総称で土器の系統。前項の「かわらけ」と同じ。原料は通常の田畑で得られる下層土から砂や有機物、アルカリ分を除いた粘土。瓦が黒いのは焼成の最終工程で松葉や松木をたいていぶし、表面に炭素がついて黒い色になる。
◆英語で陶磁器!
日本人の我々でも陶器か磁器かと、混乱しているが、英語でも同じ。一般の欧米人は陶磁器をチャイナと呼んだりしているが、陶磁器の総称はCeramics(セラミックス)、陶器はPottery(ポッテェリー)、磁器はPorcelain(ポースリン)。だが、欧米人同士でも誤解し、同じ名称を別の種類に使っていることも多いと聞く。
◆陶磁器の種類
 陶磁器の分類は、地域や時代が異なることによって、それぞれの変化が大きく、厳密な識別方法はないといわれているが、一般的な傾向は次のようになる。

  • 土器 素地が多孔質 吸水性大 不透光性 無釉 焼成温度500~900℃  瓦、コンロ、植木鉢など
  • 陶器 素地が多孔質 吸水性有 不透光性 施釉 素焼き700~800℃焼締1,100℃
  • 炻(せっ) 素地が緻密  吸水性無 不透光性 無釉 焼成温度1,200~1,300℃タイル、信楽、備前、越前、丹波、常滑など
  • 磁器 素地が緻密  吸水性無 透光性有 施釉 焼成温度1,200~1,350℃九谷、伊万里など
4 月 30 2008

観光タクシードライバーの小噺  焼きもの6


◆伏見人形
伏見人形は17世紀後半、伏見で始めて作られた型作りの土人形である。伏見稲荷の参道や伏見街道で、祈願成就を願って売られ、土産物として日本全国に運ばれ、各地に生産技法が伝わった。各地には土の雛人形があるが、伏見で雛人形は作られていない。京都では裂地で作られた衣装雛が流行していたため。明治後半以後は、土人形の生産は廃れ始め、現在、伏見で人形を作るのは、丹嘉ただ1軒。
【丹嘉】本町稲荷上ル久野病院手前西側/℡075- 561-1627
◆かわらけは万能の器!
かわらけは素焼きされただけの土器のこと。「かわらけ」を漢字で書くと「土器」と書く。古代の酒器は食器と同じくカシワの葉を杯としていたが、土器が作られるようになると素焼きの「かわらけ」になった。現在でも神事に用いられるのは、その名残である。江戸時代後半まで、今日の使い捨て紙コップと同じように用いられていて、飲食用、灯明皿などに使われた万能の器。
◆土鍋は(なべ)!
土鍋は生地の目が荒いは素焼きの鍋で、身の部分のみ素焼きで、ふたは釉薬をかけたものが多い。釉薬のかけたふたには、貫入(ヒビ)が入っている。目が荒いために、過熱したときに膨張の余裕があることにより、割れにくいといわれている。ひび割れすることがあるが、粥などを炊くと目が詰まる。古代の土器の性質を今に引き継いでいる。「なべ」の語源は、「魚、菜」を調理する「瓶(かめの類)」、漢字で「」と書く。金属性の鍋は「かななべ」。「かななべ」の方が一般の普及してしまい、土器製を特に「土鍋」と呼ぶようになった。

4 月 29 2008

観光タクシードライバーの小噺  焼きもの5


◆焼きものにいい土!
名工、尾形乾山は「およそ、地上の土で焼ものにならざるもの無し」といったが、純粋に一種類の土で使えるものなど、そう簡単には探せない。その昔、陶工たちは山野をくまなく歩き、土の匂いをかいだり、なめてみたりしながら、いい粘土を探し求めて来た。土を採掘したら乾燥させ、叩いて粉にして水を含ませ、足で繰り返し練り、指で不純物を取り除き3年以上寝かすともいう。
◆床の間に壷を飾る!
茶の湯の流行とともに、茶壷の需要が広がる。茶壷は葉茶を入れて運搬、貯蔵するための壷であるが、安土桃山時代、信長・秀吉は公式行事の場において、茶壷を床飾りの最高の道具として使用した。茶壷は茶席の道具から格式の高い道具に変質することになり、床の間に飾られる。
◆ご飯は茶碗で食べる! 『お茶について』にあるように、茶碗は本来、煎茶・抹茶用であり、ご飯は木製や土製の椀を使用していた。ご飯に陶磁器製の茶碗が使われだしたのは江戸末期で、陶磁器が一般庶民にまで広がったことによる。ご飯を食べるのに「茶碗」とは、茶の湯の文化の影響。お椀や飯椀というときの「椀」は木製、茶碗というときの「碗」は陶磁器製のこと。ちなみに、ご飯用は飯茶碗、お茶用は茶飲茶碗と区別する。緑茶は「湯呑」で飲む。「湯呑」という言葉が、現在でもいきている。不思議な言葉です。